24場データ図鑑

大村競艇はなぜ堅い?1コース勝率で見る本命場

大村競艇は、24場の中でも1コース勝率が高い「本命寄り」の場です。荒れる展開を無理に追うより、まず1号艇を中心に見て、その後の2着・3着候補をどう絞るかを考えたい場だと言えます。

大村競艇の1コース勝率をデータで確認するイメージ

この記事は場ごとの傾向を整理するもので、的中や利益を保証するものではありません。舟券購入は20歳以上の方が対象です。購入は無理のない範囲で、最終判断はご自身の責任で行ってください。

大村競艇は1コース勝率64.7%の本命場

前期2026(2025年11月1日から2026年4月30日)の場別データでは、大村の1コース勝率は64.7%でした。これは今回整理した24場データの中でも高い水準で、「堅く見たい日」の基準になる場です。

もちろん、1コース勝率が高いからといって毎回1号艇が勝つわけではありません。ただ、場の傾向としては、外からの一撃よりも内寄りの組み立てを先に確認しやすいタイプです。

指標大村見方
1コース勝率64.7%24場の中でも高く、本命寄りに見やすい。
まくり率21.9%外から一気に攻める決着は相対的に多くない。
万舟率12.4%高配当狙いより、堅めの展開確認に向く。
平均配当5,278円荒れ場よりも配当水準は落ち着きやすい。

まくり率21.9%から見る「外が届きにくい」傾向

大村のまくり率は21.9%です。戸田や鳴門のように外から攻める展開が目立つ場と比べると、まくり決着を前提に組み立てる場ではありません。

そのため、大村を見るときは「外から誰が飛んでくるか」よりも、まず1号艇の信頼度、2・3着候補の絞り方、オッズに対して買う価値があるかを確認する方が自然です。

1号艇を軸にしたときの2着・3着候補

大村で1号艇が1着だった596レースを集計すると、2着は2号艇と3号艇が中心でした。1号艇を軸に考える場合、まずは「1-2」「1-3」を基本線として見て、3着を2・3・4号艇からどう組むかを考える形が分かりやすいです。

出目出現数割合平均配当見方
1-2-38113.6%936円最も出やすい本線。配当は低めになりやすい。
1-2-46711.2%1,219円1-2から3着を4号艇に振る形。堅めの押さえ候補。
1-3-26510.9%1,225円3号艇を2着に上げる形。2号艇との裏目として見たい。
1-3-4538.9%1,358円2号艇を外して3・4号艇を相手にする形。
1-4-2376.2%1,614円4号艇を2着に置く分、やや配当は上がる。
1-4-3233.9%3,122円出現頻度は下がるが、この中では平均配当が高い。

出現率だけなら「1-2-3」が最も多い一方、平均配当は936円と低めです。少し配当を取りにいくなら「1-2-4」「1-3-2」「1-3-4」までを比較し、4号艇の気配が良い日は「1-4-2」「1-4-3」を押さえるかどうかを考える形になります。

ただし、これは過去データ上の傾向です。実際には当日の展示、モーター、選手の級別、オッズを見て、点数を広げる価値があるかを確認する必要があります。

決まり手はほとんどが逃げ

1号艇が勝った596レースの決まり手を見ると、逃げが572件でした。割合にすると約96%で、1号艇が勝つときは「道中で差し返す」というより、スタートから先に回って押し切る形が大半です。

そのため、買う前には1号艇のスタート、展示気配、モーターの足を確認したいところです。1号艇の気配が悪いのに、場の1コース勝率だけで無理に軸にするのは避けた方が自然です。

万舟率12.4%、平均配当5,278円の意味

万舟率は12.4%、3連単の平均配当は5,278円でした。高配当を狙う場というより、荒れにくい前提で買い目を広げすぎない判断が重要になります。

ただし、堅い場ほど人気が集まりやすく、オッズが低くなりがちです。的中しそうに見えても、配当がリスクに見合わない場合は見送る判断も必要です。

大村で本命寄りに見るときのチェックポイント

大村でも注意したい日

大村は本命寄りに見やすい場ですが、どんな日でも堅いわけではありません。前期2026のレース条件を分けて見ると、雨の日や波が少し高い日は、1号艇勝率が下がりやすい傾向がありました。

条件レース数1号艇勝率平均配当万舟率見方
全体92464.5%5,284円12.4%大村の基準値。
12055.8%5,749円14.2%1号艇勝率が全体より約9pt低い。
波高5〜6cm6154.1%5,671円19.7%万舟率が上がり、堅さを過信しにくい。
晴れ・波高5cm以上4456.8%8,098円20.5%晴れていても水面が荒れ気味なら注意。

この集計を見る限り、単に「風速が強いから危険」と見るより、雨や波高を合わせて確認する方が実戦向きです。特に波高が5cm以上ある日は、1号艇中心で考える場合でも、2・3着を絞りすぎないか、そもそも見送るかを検討したい条件です。

また、モーター差が大きい番組、1号艇の気配が悪いレース、進入が読みにくいメンバー構成では、データ上の傾向より当日の条件を優先した方がよい場面もあります。大村では「当たりそうか」だけでなく、「そのオッズで買う意味があるか」まで確認したいところです。

まとめ

大村競艇は、1コース勝率64.7%、万舟率12.4%、平均配当5,278円というデータから見ても、本命寄りに考えやすい場です。1号艇が勝つときは逃げが大半で、2着は2号艇・3号艇、3着は2・3・4号艇を中心に見やすい傾向があります。

他の本命寄りの場と比較したい場合は、本命を堅く買いたい人の場選びも合わせて確認すると、大村の堅さを相対的に見やすくなります。夜の時間帯で大村を見る場合は、仕事帰りに買うナイター場ガイドも参考になります。

一方で、場の傾向はあくまで入口です。当日の展示、モーター、雨、波高、進入、オッズまで確認し、条件が合わないときは無理に買わない判断も含めて使うのが現実的です。