24場データ図鑑

桐生競艇のまくり率は全国2位|万舟も多いナイター場をデータで解説

桐生競艇は、まくり率全国2位・万舟率全国3位という、まくりと高配当が同居する珍しい場です。1コース勝率は約50%と低く、外からの攻めと万舟の両方を意識して見たい場だと言えます。

桐生競艇のまくり率と万舟率をデータで確認するイメージ

この記事は場ごとの傾向を整理するもので、的中や利益を保証するものではありません。高配当狙いは購入額が膨らみやすいテーマです。舟券購入は20歳以上の方が対象です。購入は無理のない範囲で、最終判断はご自身の責任で行ってください。

桐生競艇は1コース勝率49.9%・まくり率35.3%の荒れ場

前期2026(2025年11月1日から2026年4月30日)の場別データでは、桐生の1コース勝率は49.9%でした。24場の中で下から5番目の水準で、「インが来る割合は半分以下」という数字です。

同じ集計で、桐生のまくり率は35.3%(全国2位)、万舟率は18.1%(全国3位)、3連単平均配当は7,922円でした。まくりが多く出やすい場であり、かつ高配当になりやすい場でもあります。

指標桐生全国順位見方
1コース勝率49.9%20位インが勝つ割合は半分以下。
まくり率35.3%2位外からの攻めが届きやすい。
万舟率18.1%3位約6レースに1回は3連単1万円以上。
平均配当7,922円-高配当を意識しやすい水準。

まくり率35.3%が高い理由:赤城おろしと水面特性

桐生競艇場は群馬県桐生市にあります。冬季を中心に、赤城山から吹き下ろす強風「赤城おろし」の影響を受けやすい場です。向かい風が強まると1号艇のスタートが安定しにくくなり、外から攻める艇のチャンスが広がります。

決まり手の内訳を見ると、1149レース中まくりが237件(20.6%)、まくり差しが172件(15.0%)ありました。逃げは554件(48.2%)で最多ですが、まくりとまくり差しを合わせた35.6%は、「3回に1回以上は外の攻めが入る」水準です。

決まり手件数割合見方
逃げ55448.2%最多だが、過半数を占めない。
まくり23720.6%桐生の特徴として確認したい。
まくり差し17215.0%3〜5コースの展開突きに注意。
差し12210.6%2コースの差し残りも候補になる。
抜き645.6%道中の逆転も一定数ある。

まくりとまくり差しを合わせると409件です。戸田競艇(まくり率36.2%)と並ぶ水準で、桐生は「外の攻めを見ながら買う場」として扱うのが自然です。

コース別1着率で見る「4コースの存在感」

桐生のコース別1着率を見ると、4コースが14.2%で2コース(11.1%)・3コース(12.6%)より高くなっています。外から攻める起点として、4コースは特に存在感があります。

コース1着率見方
1コース49.9%最多だが、過半数に届かない。
2コース11.1%差し・まくりの起点。
3コース12.6%まくりで攻める中心候補。
4コース14.2%2・3コースより高く、注目ゾーン。
5コース10.0%外まで届く場面はある。
6コース2.3%頻度は落ちるが穴候補として見る日も。

2〜4コースの1着率を合計すると37.9%です。1号艇以外が勝つ約半数近くが、この中枠から生まれています。桐生で展開狙いをするなら、まず2〜4コースを中心に見ていくのが出発点になります。

万舟率18.1%・平均配当7,922円の荒れ模様

桐生の3連単は、前期2026の集計対象1149レースのうち18.1%が万舟でした。約6レースに1回は3連単1万円以上が出る計算です。鳴門(21.1%)・戸田(18.6%)に続く全国3位の水準で、高配当を狙う場として意識しやすい場です。

最高配当は177,670円でした。ただし、これは外の頭と人気薄が重なった特例に近い出目です。桐生で高配当を狙うなら、「どのコースが攻めるか」という展開の根拠をまず持ち、その上で買い目を決める方が現実的です。

また、荒れ場として認知されている場では、中枠・外枠に人気が集まり、オッズが思ったほど付かないレースも出やすくなります。万舟率の高さだけを根拠に点数を増やすと、当たっても収支が合わない状況になりやすいです。

桐生で展開狙いをするときのチェックポイント

桐生でも無理に穴を狙わない方がよいケース

桐生は荒れ寄りに見たい場ですが、すべてのレースで穴を買う必要はありません。1号艇の気配が明らかに良く、2〜4コースに先に攻める根拠が見えない番組では、無理に外を買っても期待値が薄くなります。

風が弱く水面が落ち着いている日は、桐生でも本命寄りの展開になりやすいです。赤城おろしの影響が小さい日は、場の荒れデータをそのまま当てはめずに、当日の実際の条件を優先する方が自然です。

また、5コース・6コースの1着は全体の12.3%(5C: 10.0% + 6C: 2.3%)です。大きい配当への期待は理解できますが、頻度で見れば毎回買う本線ではありません。外の足が展示で明らかに良い、内側に複数の不安がある、オッズが十分に付くといった条件がそろったときだけ候補に入れるのが妥当です。

まとめ

桐生競艇は、1コース勝率49.9%、まくり率35.3%(全国2位)、万舟率18.1%(全国3位)、平均配当7,922円というデータから見ても、外の攻めと高配当を同時に意識できる場です。4コースの1着率が2コースより高いことは、桐生の展開を読む上で目を向けたい特徴です。

外からのまくりを広く見たい場合は、まくりで一発狙うならこの場戸田競艇はなぜ荒れる?まくり率で見る展開狙いと比較すると、場ごとの違いが整理しやすくなります。万舟の観点で比較したい場合は、鳴門競艇は万舟が出やすい?3連単配当で見る荒れ模様も合わせて確認してください。

一方で、まくり率と万舟率は「荒れやすさ」を示す指標であり、的中を保証するものではありません。当日の展示、モーター、風向き・風速、進入、オッズを確認し、条件が合わないレースは無理に買わない判断も含めて使うのが現実的です。