24場データ図鑑
多摩川競艇はなぜ荒れる?まくり率全国5位のデータで見る展開狙い
多摩川競艇は、まくり率31.6%(全国5位)・1コース勝率52.8%の関東エリアのまくり場です。外からの攻めが届く頻度が高く、1号艇を軸に堅く取りにいくより、展開を読んでレースを絞りたい場です。
この記事は場ごとの傾向を整理するもので、的中や利益を保証するものではありません。舟券購入は20歳以上の方が対象です。購入は無理のない範囲で、最終判断はご自身の責任で行ってください。
多摩川競艇は1コース勝率52.8%・まくり率全国5位のまくり場
前期2026(2025年11月1日から2026年4月30日)の場別データでは、多摩川の1コース勝率は52.8%でした。24場の中で17位の水準で、1号艇がよく勝つ本命場とは明確に異なる位置づけです。1号艇が半数強しか1着を取れていないという数字は、外の攻めを意識したい根拠になります。
同じ集計で、まくり率は31.6%(全国5位)、万舟率は17.5%、平均配当は6,322円でした。まくり率は戸田(36.2%)・桐生(35.3%)・鳴門(34.6%)・平和島(32.3%)に次ぐ全国5位で、関東エリアでは戸田・平和島と並ぶ展開狙いの候補場です。
| 指標 | 多摩川 | 全国順位 | 見方 |
|---|---|---|---|
| 1コース勝率 | 52.8% | 17位 | 中程度。インを無条件には信頼しにくい。 |
| まくり率 | 31.6% | 5位 | 外からの攻めが多い。展開狙いに向く。 |
| 万舟率 | 17.5% | 8位 | 高め。高配当は一定数ある。 |
| 平均配当 | 6,322円 | - | まくり場の中では低め。大穴より中穴が多い傾向。 |
まくり率31.6%(全国5位)が示す展開の特徴
まくり率31.6%は、レースの決まり手のうちまくりが占める割合です。3レースに1本の頻度で外から攻める決まり手が出ている計算で、1号艇が押し切れないケースが関東エリアの中では戸田・平和島に次いで多い場です。
1コース勝率52.8%は24場で17位という水準です。インが安定している本命場(大村64.7%・徳山62.4%)と比べると、多摩川では半数近くのレースで外コースが勝っています。まくり率が高い場として戸田(36.2%)や平和島(32.3%)と似たカテゴリに入りますが、多摩川のまくり率は両場のほぼ中間に位置します。
関東のまくり場3場(戸田・平和島・多摩川)を比較すると、戸田が最も荒れやすく、多摩川はその後に来る位置づけです。戸田との比較は戸田競艇はなぜ荒れる?まくり率で見る展開狙い、平和島との比較は平和島競艇のまくり率は全国4位|関東の荒れ場をデータで解説も参考になります。
万舟率17.5%・平均配当6,322円の配当傾向
万舟率17.5%は全国8位で、高配当が一定数出る水準です。まくり率が全国5位という荒れやすさに見合った万舟率と言えます。ただし、平均配当6,322円はまくり場の中では低めです。
同じまくり場グループ(まくり率31%以上)の平均配当を並べると、鳴門8,392円・桐生7,922円・戸田7,604円・びわこ7,167円・平和島7,149円に対し、多摩川は6,322円です。まくり率5位でありながら、平均配当はまくり場の中で最も低い水準です。
これは、多摩川で外が来るときは比較的人気のある外コースが決まりやすく、配当がそこまで上がりにくい傾向があることを示しています。大穴より中穴が多い場として見ると、展開を読めたときのリターンを現実的に想定しやすい場です。
関東3まくり場の比較
多摩川・戸田・平和島はいずれも関東のまくり場として知られています。3場をデータで並べると、それぞれの特徴の差が分かります。
| 場名 | 1C勝率 | まくり率 | 万舟率 | 平均配当 |
|---|---|---|---|---|
| 戸田 | 44.3% | 36.2% | 18.6% | 7,604円 |
| 平和島 | 46.1% | 32.3% | 16.1% | 7,149円 |
| 多摩川 | 52.8% | 31.6% | 17.5% | 6,322円 |
多摩川は3場の中でインが最も来やすく(1C勝率52.8%)、まくり率はやや低めです。その分、平均配当は3場で最も低くなっています。まくり場として展開を狙うのは共通ですが、多摩川は戸田ほど外への思い切りは要らず、慎重に展開を見ながら絞って買うアプローチが合っています。
多摩川で展開狙いをするときのチェックポイント
- 2・3・4号艇にスタート力のある選手がいるかを確認する。
- 1号艇のモーター気配や近況成績に不安がある番組かどうかを見る。
- まくり率31.6%は3レースに1本の頻度。展開が読めるレースを選ぶ方が効果的。
- 平均配当6,322円はまくり場の中では低め。無理に高配当を狙わず、中穴を軸に考える。
- 展示タイムや周回展示で、外枠の足が目立っているかどうかを確認する。
- 買い目を広げる前に、狙う展開を1つに絞れているかを確認する。
多摩川でも無理に穴を狙わない方がよいケース
多摩川はまくり場ですが、1コース勝率52.8%という数字は「半数以上はインが来る」という事実でもあります。外の攻めが入る可能性を意識しつつも、1号艇の気配が明らかに良く、外枠に攻め手が見えない番組では本命側で見た方が自然なレースもあります。
また、平均配当が低め(6,322円)であることから、外が来ても大きな配当にならないケースがあります。展開が読めてもオッズが低ければ、旨みが少ない買い方になります。根拠とオッズの両方を確認してから判断することが重要です。
まくり場として知られているぶん、外枠に過剰な人気が集まりオッズが低くなることもあります。場の傾向だけで外を買うのではなく、当日の番組・展示・オッズの三つが揃ったときに動く方が長続きしやすいです。
まとめ
多摩川競艇は、1コース勝率52.8%(全国17位)、まくり率31.6%(全国5位)、万舟率17.5%(全国8位)、平均配当6,322円というデータから、外からの攻めを考えたい関東のまくり場です。戸田・平和島と並ぶ関東のまくり3場の一角で、まくり率の高さに比べて平均配当が低いという特徴は、大穴より中穴を意識した買い方と相性が良い場です。
まくり場を一覧で比較したい場合はまくり率が高い競艇場はどこ?戸田・桐生・平和島をデータで比較も確認してください。戸田と比べた展開の違いを見るなら戸田競艇はなぜ荒れる?まくり率で見る展開狙いも参考になります。
一方で、場の傾向はあくまで入口です。当日の展示、モーター、風向き・風速、進入、オッズを確認し、条件が合わないときは無理に買わない判断も含めて使うのが現実的です。