24場データ図鑑
若松競艇はなぜ荒れにくい?まくり率22位で見る本命場の特徴
若松競艇は1コース勝率61.2%(全国4位)の本命場で、まくり率は全国22位と最低水準に近い場です。外からの攻めが入りにくく、内寄りの展開が中心になりやすい一方、2コースの差しが3コースのまくりより多い決まり手の偏りに特徴があります。
この記事は場ごとの傾向を整理するもので、的中や利益を保証するものではありません。舟券購入は20歳以上の方が対象です。購入は無理のない範囲で、最終判断はご自身の責任で行ってください。
若松競艇は1コース勝率61.2%・まくり率22位(全国最低水準)の本命場
前期2026(2025年11月1日から2026年4月30日)の場別データでは、若松の1コース勝率は61.2%でした。全国4位の高水準で、1号艇を軸にした組み立てが基本となる場です。
まくり率は23.3%(全国22位)で、24場の中でも最も外の攻めが入りにくい部類です。万舟率は14.3%(全国20位)で、荒れにくさとしては一貫したデータが揃っています。
| 指標 | 若松 | 全国順位 | 見方 |
|---|---|---|---|
| 1コース勝率 | 61.2% | 4位 | 本命寄りに考えやすい。 |
| まくり率 | 23.3% | 22位 | 外からの攻めが入りにくい最低水準。 |
| 万舟率 | 14.3% | 20位 | 荒れは少なく、高配当狙いよりも的中精度の場。 |
| 平均配当 | 6,693円 | - | まくり率の低さの割にはやや高め。 |
平均配当の6,693円は、まくり率22位という荒れにくさの割に高めです。1号艇が強く2着・3着の組み合わせが多様に散らばりやすい場では、配当が低くならない傾向があります。
差しがまくり差しを上回る若松の決まり手
若松の決まり手内訳(前期2026、827レース)を見ると、差しが89件(10.8%)でまくり差しの81件(9.8%)を上回っています。外からの豪快な攻めより、内からのしっかりした差し展開が若松では多い傾向を示しています。
| 決まり手 | 件数 | 割合 | 見方 |
|---|---|---|---|
| 逃げ | 493 | 59.6% | 1号艇が押し切る本線。 |
| まくり | 113 | 13.7% | 外からの攻めの中では最多だが、多い場ではない。 |
| 差し | 89 | 10.8% | 内からの差し残りが一定数ある。 |
| まくり差し | 81 | 9.8% | 展開の絡みは差しより少ない。 |
| 抜き | 51 | 6.2% | 道中の逆転も無視できない。 |
まくりとまくり差しを合わせた外の攻め系は194件(23.5%)です。逃げ(59.6%)が過半数に届かない分は、差し・抜きを中心とした内よりの展開が吸収しています。また、抜き6.2%はやや高めで、序盤に動きがなくても道中で変化が起きるレースが若松では一定数あります。
コース別1着率で見る「2コースの安定感」
若松のコース別1着率を見ると、2コースが12.6%で3コース(10.7%)を上回っています。差しがまくり差しより多い決まり手の内訳とも整合しており、若松では内から差す形の方が外からの攻めより決まりやすいことを示しています。
| コース | 1着率 | 見方 |
|---|---|---|
| 1コース | 61.2% | 最多。本命の起点。 |
| 2コース | 12.6% | 3コースより高い。差しの候補として見やすい。 |
| 3コース | 10.7% | まくり起点だが、2コースより低い。 |
| 4コース | 9.2% | まくり差しで浮上する場面も。 |
| 5コース | 4.4% | 頻度は少なく、候補に入れる場面は限られる。 |
| 6コース | 1.8% | 通常は本線には入れにくい。 |
1号艇が軸として機能するとき、2コースを2着候補の筆頭に見やすい場です。3コース・4コースまで広げるのは、当日の展示や選手気配で根拠が持てる場合に限る方が自然です。
若松で本命寄りに見るときのチェックポイント
- 1号艇の級別・近況成績・展示気配を確認する。
- 2コースの選手の差し実績・スタート力を見る。
- 1コース平均STは0.158秒。下関(0.151秒)より遅めで、スタート差が出る日は外に影響することもある。
- 差しが多い場なので、1号艇が押し切れないときは2コースが2着に来る展開を先に見る。
- 抜き6.2%は比較的高め。展示から道中で変化が起きそうなレースでは買い目を絞りすぎない。
- オッズが低い本命サイドでも、点数を広げすぎると収支が合わないケースが出やすい。
若松でも無理に狙わない方がよいケース
若松はまくり率22位の荒れにくい場ですが、それは「外の攻めが絶対に来ない」という意味ではありません。集計対象827レース中、まくりとまくり差しで194件が入っています。外の攻めが来る条件が揃っているレースでは、荒れにくいデータをそのまま当てはめずに判断した方が自然です。
また、1コース勝率61.2%は「残り38.8%は外が勝っている」とも読めます。荒れにくい場だからこそ1号艇のオッズは低くなりやすく、点数を広げて追いかけると収支が合いにくくなります。確認できた展開を絞って買う判断の方が現実的です。
5コース・6コースの頭は合計で6.2%です。まくり率が低く外の攻めが少ない場では、5・6コースが浮上したときのオッズは高くなりやすいですが、頻度を考えると毎回候補に入れるのは合わない場合が多くなります。よほど内側に不安が集中する番組か、展示で外の足が明らかに目立つ場合に限る方が自然です。
まとめ
若松競艇は、1コース勝率61.2%(全国4位)、まくり率23.3%(全国22位)、万舟率14.3%(全国20位)というデータから、荒れにくさが一貫した本命場です。差しがまくり差しより多い決まり手の偏りと、2コース1着率が3コースより高い点は、若松を読む上で意識しておきたい特徴です。
他の本命寄りの場と比較したい場合は、本命を堅く買いたい人の場選びも合わせて確認すると、若松の位置づけが整理しやすくなります。全国3位の1コース勝率を持つ同じ本命場との比較は、下関競艇は堅い?1コース勝率61.4%で見る本命場の狙い方も参考になります。若松のナイターで見る場合は、仕事帰りに買うナイター場ガイドも参照してください。
一方で、場の傾向はあくまで入口です。当日の展示、モーター、風向き・風速、進入、オッズを確認し、条件が合わないときは無理に買わない判断も含めて使うのが現実的です。