24場データ図鑑
徳山競艇はなぜ堅い?1コース勝率62.4%・まくり率全国最低の本命場
徳山競艇は、1コース勝率62.4%(全国2位)・まくり率21.3%(全国24位=最低)というデータが示す通り、24場の中でも際立って本命寄りの場です。外からの一撃が最も出にくい場として、1号艇を中心に組み立てる際の基準になる場です。
この記事は場ごとの傾向を整理するもので、的中や利益を保証するものではありません。舟券購入は20歳以上の方が対象です。購入は無理のない範囲で、最終判断はご自身の責任で行ってください。
徳山競艇は1コース勝率62.4%・全国2位の本命場
前期2026(2025年11月1日から2026年4月30日)の場別データでは、徳山の1コース勝率は62.4%でした。全24場の中で大村(64.7%)に次ぐ全国2位の高水準で、「本命場の中の本命場」として位置づけられる場です。
まくり率は21.3%で、これは全国24場の中で最も低い数値です。外から大きく攻める展開が最も出にくい場であることを示しています。
| 指標 | 徳山 | 全国順位 | 見方 |
|---|---|---|---|
| 1コース勝率 | 62.4% | 2位 | 大村に次ぐ全国2位。本命軸に組みやすい。 |
| まくり率 | 21.3% | 24位 | 全国で最もまくりが出にくい場。 |
| 万舟率 | 14.2% | 21位 | 高配当より、的中精度を優先する場。 |
| 平均配当 | 6,137円 | - | 大村より少し高く、配当は落ち着いた水準。 |
まくり率が全国24場で最低という意味
まくり率21.3%は、24場のデータを並べたときに最下位(24位)に位置します。まくり最強の戸田(36.2%)と比べると、その差は約15ポイントです。
まくりとは、外の艇がターンマークで内を一気に抜き去る決まり手です。これが出にくいということは、スタートして最初のターンで内側の艇が先に回り、そのまま主導権を持ちやすい水面環境ということを意味します。
まくり率が低い場では、「外が来るか来ないか」より、「1号艇が先頭で回れるか」と、「2着・3着を2・3コースから絞れるか」を中心に考える方が自然です。
コース別1着率で見る「内コース有利な構造」
コース別1着率を見ると、内側から外側にかけて綺麗に下がっていく構造が確認できます。まくりが出にくい場では、内コースが有利になりやすいという傾向と一致しています。
| コース | 1着率 | 見方 |
|---|---|---|
| 1コース | 62.4% | 本命の起点。最も信頼しやすいコース。 |
| 2コース | 12.4% | 差しの機会。3コースより高い。 |
| 3コース | 11.1% | 2コースを下回る。内優位な構造の表れ。 |
| 4コース | 9.2% | 頻度は少ないが、展示次第で候補になる場面も。 |
| 5コース | 3.8% | 通常は本線に入れにくい。 |
| 6コース | 1.1% | 頻度は極めて少ない。 |
注目したいのは、2コース(12.4%)が3コース(11.1%)を上回っている点です。「まくり差しがまくりより多い」といった外からの展開が強調される場と異なり、徳山では3コース以外の外コースよりも、内側からの差しが先に立つ傾向が読み取れます。
決まり手内訳から読む「徳山の攻め方」
前期2026の決まり手内訳(1005レース)を確認します。
| 決まり手 | 件数 | 割合 | 見方 |
|---|---|---|---|
| 逃げ | 602 | 59.9% | 1号艇が押し切る本線。全体の約6割。 |
| まくり | 128 | 12.7% | 出現数は少なくない。外の根拠がある日は候補に。 |
| 差し | 122 | 12.1% | 2コースからの差しが中心。 |
| まくり差し | 87 | 8.7% | 展開が絡む形。3コース以外からも起きる。 |
| 抜き | 66 | 6.6% | 道中の逆転。頻度は少ない。 |
逃げが59.9%と過半数を占め、差し(12.1%)とまくり(12.7%)がほぼ並んでいます。「まくりが全国で最も出にくい」とはいえ、128件のまくり決着は実際に起きています。気配が良い外コースの選手がいる日は、データ上の傾向だけで切り捨てず、展示や当日の条件を確認する方が現実的です。
万舟率14.2%、平均配当6,137円の意味
万舟率は14.2%(全国21位)、3連単の平均配当は6,137円でした。大村(5,278円)よりやや高めですが、荒れ場と比べると落ち着いた水準です。
本命場では人気が1号艇に集まりやすく、オッズが低くなりがちです。的中確率が高くても、配当がリスクに見合わないケースが出やすいため、「買えるか」より「そのオッズで買う価値があるか」を意識したい場です。
徳山で本命寄りに見るときのチェックポイント
- 1号艇の級別・近況成績・モーター成績を確認する。
- 展示タイムや周回展示で、1号艇の気配が大きく悪くないかを見る。
- 2着候補は2コースを中心に確認する(2コースが3コースより1着率が高い)。
- 3着候補は2・3・4号艇から当日の気配で選ぶ。
- まくり率は全国最低だが、外コースに実力選手が入る日は気配を確認してから判断する。
- オッズが低すぎる場合は、買い目を減らすか見送る。
まとめ: 徳山はまくりも出にくい「堅さの最前線」
徳山競艇は、1コース勝率62.4%(全国2位)・まくり率21.3%(全国24位=最低)というデータから、24場の中でも特に本命寄りに考えやすい場です。コース別1着率も内側から外側にかけて自然に下がる構造で、2コース(12.4%)が3コース(11.1%)を上回る点も内優位な水面の特徴と言えます。
他の本命寄りの場と比較したい場合は、本命を堅く買いたい人の場選びも合わせて確認すると、徳山の位置づけが相対的に整理しやすくなります。全国1位の1コース勝率を持つ大村との比較は、大村競艇はなぜ堅い?1コース勝率で見る本命場も参考になります。
一方で、場の傾向はあくまで入口です。当日の展示、モーター、進入、オッズを確認し、条件が合わないときは無理に買わない判断も含めて使うのが現実的です。